イオナマユ
・簡単な解説
《マユ》は周知の通り《イオナ》からでもグロウ出来ます。
こちらも【紅蓮ウリス】に負けず劣らず対【紅蓮タママユ】性能が高く、人気でした。
《ルーブル》型は【ユキ】成立後に主流となっていますので、今回は《クイン》型で組んでみました。
《クイン》といえば《アルテマイオナ》を連想させますが、この時代では効果の噛み合いが無くとも《クイン》自体が強力でしたので、《マユ》でもその性能を遺憾なく発揮してくれます。
単純に複数出されると突破が困難になるので、このデッキの耐久力を更に底上げしてくれます。
《フルメイデンイオナ》の効果により攻撃を強制出来ますので、《ヴィマナ》と組み合わせれば相手が《クイン》《ヴィマナ》を直接除去できない限り《ヴィマナ》効果でカウンターで盤面を一気に開けることが出来ます。
《ネクロノミコ》は一見地味ですが、この時代にトラッシュから自由にカードを回収出来る効果はとても貴重です。
気持ちいい使い方としては《ネクロノミコ》2体を並べた際に《デリー》を自身効果で蘇生させると丁度リミット12で納めて2枚ものカードを回収することが出来ます。
その後はバニッシュされてエナゾーンに行かないように《デリー》をリムーブしてしまえば、次のターンも同じ動きが可能です。
毎ターンエナチャージをし続ければ《デリー》を実質1エナで蘇生させ続けられますので、《サーバント》を拾い続け確実にガードし、《マユ》のエクストラターンで詰める際に《割烈》等を回収したりと幅広い行動を取ることが可能になります。
《アークゲイン》で全体に耐性を付けることで《マユ》に乗ったターンにでも一気にエクストラターンへ行くことも出来る【タママユ】とは違い、こちらのデッキはアーツを使い切った後に《マユ》に乗りアーツを回収しチャンスまでじっくり耐久するような立ち回りが必要とされます。
……余談ですが、こちらのレシピに採用されているのはスケベ衣装の《ゼロメイデンイオナ》です。
他のゲートボールレシピに採用しているスケベ衣装ルリグは「みんなのくじ」シリーズの1弾に封入されているのに対してイオナは同シリーズの2弾に封入されています。
くじ1弾はアニメ一期の勢いがあった頃の商品でしたのでまあまあ盛り上がりましたが、それでも最終的には余っている所は多かった為に2弾はあまり入荷する店舗が無かったように感じます。
くじの景品自体は2弾の方が圧倒的に良かったもののやはりそこまで流通しなかったのもあり、今回このイオナを通販で探した際に全く取り扱いがなくて困りました。
僕はデッキを組む際に「統一感」を意識しているのでどうしてもこれで揃えたく、最終的に200円で泣きながら買いました。高えよ。