デイガエイリアン
最初に追記
なんとこのエイリアンでNDレート1685まで伸ばすことが出来ました。
記事を書き始めた頃はマイナーデッキ紹介のつもりで書いていましたので(んですぐ書くの飽きた)とても嬉しいです。
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自分語り
新弾発売直後から使っていた【光闇火エイリアン】です。
光水闇エイリアンは新弾直後まあまあ見掛けましたが、こちらのエイリアンは終了数日前に至るまでマスター帯で片手で数えるほどしか当たりませんでした。
期間中はかなり勝ち越せたのですが正直デッキタイプや戦術を知られてしまうと途端に勝てなくなるデッキだと思います。
そのへんに対環境デッキとの相性や戦法を軽く書きますので分かるかと思いますが、初見殺し感が非常に強いです。
個人的に相手のミスを誘うようなプレイをするのはリアルのカードでもデジタルでも好みなのでそこは使っててとても楽しかったです。
でも、まあ使っててこういうのは流行らんだろうなとも感じます。
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レシピ
なんというか、華がないですね。
特に超次元ゾーン。
キリコとかライゾウのブラフですらもっと豪華でしょう。
エピソード1当時のカード版をプレイ経験がある方ならば分かると思うのですがカードショップのストレージの超次元コーナーの売れ残りカスみたいなラインナップです。
ですが、デッキの性質的にかなり出番が多く重要なクリーチャーもたくさん居ます。
まずはプランについてです。
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ゲームプラン
ガガ・アルカディアスと小型エイリアンによるビートダウン……と思いきや、ザビ・ヒドラでひたすらcip持ちエイリアンを使い回しファーザーで特効させ、相手の手札と場が尽きたらガガ・アルカディアス含めたエイリアンの大群で呪文無効付きのトドメに向かうコントロール寄りなゲームメイクとなります。
とにかくひたすら相討ちを繰り返すような展開になりやすいため、1ゲームがとても長くなりがちです。
死をもろともしないエイリアン達がいつの間にか増殖して場を埋め尽くし、大群で襲いかかってくるという戦法は元ネタのエイリアンをよく表現出来ているのでとても好きです。
次に採用カード解説です。
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採用カード
≪ギル・メイワク≫
主にMRC等に使われていますがこちらのデッキではエイリアンという種族を存分に活かすことが出来ます。
メインコンセプトのザビ・ヒドラによる使い回し先の第一候補です。
前半は言わずもがな、後半でも軽いコストを活かしてヒドラ下で召喚しファーザー等で墓地に落ちたガガ・アルカディアスを回収し即進化、ガガ・コロリンとファーザーと組み合わせて自爆特攻版のバザガジールにしたり……と多岐に渡り活躍してくれます。
また、ザビ・クズトレイン下では破壊対象が居なくても自爆させることでドローに変換することが可能で、そこにヒドラも居るなら自爆後即時蘇生させ2コストで2ドローという動きが出来ます。
見たまんま速攻系のデッキには有効ですが、対コントロールにも役割が多く、【グレイトフル・ライフ】系統の小型進化元をしつこく焼ける他、ファーザーでスレイヤー/SA を付けてフィニッシャー級のクリーチャーと相討ちを繰り返したりと、相手からすりゃ正に迷惑な奴です。
以上の活躍から4枚投入です。
≪ザビ・バレル≫
エピソード1環境のはじめは分かりやすいパワーカードである永遠のリュウセイカイザーが至るところに刺さってましたのでバレルの採用率も落ちていたように感じますが、中旬程になってくると永遠リュウを無理に突っ込んでいたようなデッキからはどんどん抜けてきたので、本来の実力を発揮できるようになりました。
ヒドラでの使い回しは当然のこと、対コントロールにおいて非常に重要なカードとなります。
コントロールデッキの筆頭は【グレイトフル・ライフ】系統となっていますが、それらは中盤以降のみ生きてくるジオザマンを疑似ドロソにしていることが多いので、相手がブーストをし終えた頃に投げて手札0枚にさせることを心掛けます。
【キリコ】にもNを最速で素出しされないのであればキリコ降臨のコンボパーツを削れる可能性があるので、同じくブーストをし終えて聖域キリコ圏内頃にバレルを投げます。
場は前述のギル・メイワクで荒らしてあるので、ストレートにキリコを降臨させることは手こずると思います。
キリコにハンデスを仕掛ける懸念点の永遠リュウですが、このデッキではガガ・コロリンがしっかりバックアップしてくれますので、相手の手札が少ないならばどんどん投げていいと思います。
いっぱい効果を使い回したい・ブロッカーは単純に蘇生との相性がいい…とのことで4枚投入です。
≪ザビ・クラズ・ドラグーン≫
ヒドラで蘇生可能なコスト軽減エイリアンは見た目以上に強いです。
ギル・メイワクがわずか1マナとなり前述のクズトレインとのコンボが更に強力になったり、ヒドラを1ターン中に複数発動させるのに役立ったりします。
初動で出したいため4枚投入です。
≪ザビ・デモナ≫
出せるサイキックは非常に味気ないですが、これもいい働きをします。
ヒドラ下ではコストにしたデモナを即座に回収出来るのでどんどんサイキックを展開出来ますし、コストをバレルにすればヒドラでコストのバレルをすぐに蘇生しハンデスをついでにすることも可能です。
ヒドラで拾えるのとそう何回も出したいものでは無いため、2枚投入です。
≪ザビ・クズトレイン≫
少し懐かしい感じのするタイプの置きドローです。
自爆や相討ちを繰り返すこのデッキとは当然相性がよく、前述のギル・メイワクで複数ドローしたり、置いておくだけで弾丸補充したりフィニッシュへのパーツを手繰り寄せたり出来るのでなるべく並べておきたいです。
使い回しも込みで1体出せれば大抵の場合十分なので3枚投入です。
≪ガガ・コロリン≫
流石にヒドラで直接蘇生は出来ませんが、手札回収でも十分過ぎるほど活躍します。
ファーザーとのシナジーが強く、タップしたクリーチャーに目掛けてスレイヤーSAと化したコロリンで突っ込み、墓地に落ちたコロリンを次ターンで使い回す……といったことを繰り返せば相手の盤面はすぐに尽きます。
貴重な光文明、単純にトリガーとしての性能も高いので余裕の4枚投入です。
≪エイリアン・ファーザー≫
核その1です。
このカードがあるからこそ水ではなく火を入れたタイプのエイリアンを組みました。
SAとスレイヤーが付くのでガンガン楯に向かって殴りたくなりますが、プランの項に書きましたとおりこの攻撃的な効果を以てしても基本的にコントロールへ向かいます。
召喚時にこぼれ落ちたエイリアンはヒドラで回収が可能なので無駄がありません。
中盤から終盤にかけての活躍はガガ・コロリンで解説済みです。
フィニッシュのターンでは上限までヒドラで蘇生させたアタック可能な小型エイリアンもすべてSAとなりますので、ガガ・アルカディアスと併せて非常に決定力の高い盤面を構築可能です。
性質的に場に1体居れば良いですしヒドラで回収も可能なのですが、必ず場に出したいこと、ザビ・クラズ→ファーザーと繋げたいこととガドホ等で回収不可能な場所に行ってしまうことも踏まえまして4枚投入です。
≪ガガ・アルカディアス≫
新弾発売直後から既にフィニッシャーとしての素質を見出だされ、エイリアン以外のデッキでも(むしろそっちの方がよく見る)幅広く活躍しているカードです。
このデッキではヒドラで回収が可能なため一度召喚に成功してしまえばほぼずっと場に居座ります。
相手のトリガーが呪文だけと読めたなら中盤打点を揃えて突然フィニッシュに向かっても勿論良いです。
このデッキのコントロール戦法では複数のシステムクリーチャーが核となりますので、そいつらを呪文の驚異から守るために魔除けとして置いておくと安心です。
相手もこのクリーチャーを見たらエイリアンを優先して繰り出してくるかと思われますが、盤面の除去能力におきましては何度も繰り返していますとおり折り紙付きですので魔除けとしては最高峰です。
相手からすれば、ファーザーと併せていつでもトドメを刺さんとするこいつに睨まれながらよく分からんエイリアンデッキに対して正しいプレイングをするのは中々大変でしょう。
フィニッシュの時に出して殴り切るだけならば2枚くらいでいいのですが、前述のとおり魔除けとしての役割もあるので3枚投入です。
≪ザビ・ヒドラ≫
核その2です。
こいつが場に居座れば自分の場と手札はエイリアンで溢れ返り、逆に相手の場と手札は壊滅するという、正にエイリアンのパンデミックを体現した切り札です。
蘇生効果にターン1制限が無いのが非常に強力で、前述のコロリン回収の動きや盤面維持、ファーザーでSAが付くため蘇生を連発し瞬時にフィニッシュ盤面の形成等、その力を遺憾なく発揮してくれます。
そこまで急いで出さなくてもいいのと、別のヒドラで回収可能なこと、1体でも残ればとんでもないアドバンテージを稼いでくれるので3枚投入です。
環境にマナ送りや楯送りが増えるようでしたら、4枚に変えても良さそうです。
≪DNAスパーク、スーパー炎獄スクラッパー≫
これといってエイリアン特有の使い方はありません。
ビートダウンのゴリ押しに対抗するため合計5枚枠取りました。
≪デスゲート≫
そもそも強いカードですが、クリーチャーコントロールがメインのこのデッキに於いては呪文での除去は貴重です。
具体的に言いますとガードホールから出現するディアボロスがコロリンでタップ出来ず、スレイヤーでの特効が非常に困難なため、デスゲートをトリガー枠最多の4枚投入しました。
普通にトリガーしてもヒドラやファーザー蘇生から返せることが多いのでとても頼りになります。
ガードホールを多用してくる相手には結構長めにキープしたりもします。
ーーーーーーーサイキック枠ーーーーーーー
≪ザビ・デモナ≫でのみ出すことが可能です。
≪ジョンジョジョン≫
裏側を直接出します。
ガガ・アルカディアスが横に居ればアンタップ効果も決定力の高いダメ押しになり得ます。
≪ザビ・リゲル≫
カード版でハイドラギルザウルスはかなり強力な拘束力を持っていたにもかかわらず、片割れであるこちらは誰も使わないのでショップのストレージから死ぬほど出てきた奴です。
ちなみに鬼封入率だったビクトリーレアのガロウズセブカイザーはガイアールカイザーと封入枠を食い合うため、ガロウズの方は専らハズレの方と呼ばれ愛されていましたが、ザビ・リゲルは低レアなのでそういった話題にもならず誰にも見向きもされないままストレージの肥やしとなっていました。
ですが、デュエプレでは違います。
サイキックリンクの話はもう散々されているので省きますが、このデッキに於いては単騎で敵と戦場にて戦います。
ガードホールからのディアボロスが非常に苦手と先ほど触れましたが、相手の場をこまめに荒らしてザビ・リゲルを立てておけばガードホールでクリーチャーを楯送りからのディアボロスを即座に選ばずに破壊できます。
最初に「初見殺し感が強い」と言いましたが、まずこいつが当てはまります。
ガードホールの楯送りは強制ではないのでディアボロス単騎になる状況下ではエイリアンを楯送りにしなきゃいいだけなのですが、こんなもん単体で使ってくる奴居ないからなのか結構引っ掛かってくれました。
そう上手く引っ掛からずとも、除去を牽制出来るため意外と使い勝手は良いです。
2体並べれば一回呪文で離れる毎に2体破壊できるのでハイドラの枠に2枚目を入れたほうが良かったと思っています。
余談ですが、こいつ種族がリビングデッド/エイリアンなんですよね。
「生ける屍」で「エイリアン」って、バイオ的な感染の仕方したんでしょうか。
≪ジキル・ザビ・ガンマン≫
枠が余りがちだったので、とりあえず2体目使いそうなこいつにしました。
確定枠でもないですが別に他に入れたいものもないので、ビートダウン相手にザビ・デモナ2枚トリガーする時に備えて2枚でいいでしょう。
≪エイプリル≫
永遠リュウが幅を利かせてるこの環境でランダムハンデスですらないこいつをせっかくの超次元呪文を唱えて出すデッキは存在しません。
ですが、このエイリアンならザビ・デモナが何回も場に登場しますので、十分有力な選択肢となります。
具体的にはジオザマンをドローソースにするデッキ相手にバレルで手札を枯らした後に出して回収を渋らせるような働きを期待できます。
勝手に覚醒してWブレイカーになってしまうとハンデス目的で楯は殴りづらいですが、コロリンのタップキルを併せて使うと一応上手い具合にハンデスを仕掛ける事ができます。
……しかし、いくらザビ・デモナからほぼ無料で出てくるとは言えスペック的には既に環境から置いていかれているため過信も出来ませんし、そもそもジオザマンが相手の場に居座っているとガガ・アルカディアスのロックが機能しなくなるので、わざわざ遠回しにエイプリルで回収妨害をするよりかはとっととジオザマンの除去に向かった方が良いでしょう。
≪ブーストグレンオー≫
他でもよく見掛けるカードですし、他と使い方は全く変わりませんので詳細は省きます。
一言言うのであれば、カード版でこのカードとほぼ同様の効果を持ち、このカードと同じ使われ方の速攻対策として採用されていたサンダーティーガーの収録が待たれます。
サンダーティーガーがもし実装されていたならば、ザビ・デモナでサンダーティーガーを出して敵のパワーを-2000、ザビ・デモナが召喚されたことにより横のヒドラの効果誘発で墓地のギル・メイワクを蘇生、効果で自壊することでパワー4000まで焼くことが可能になり、前述の天敵であるジオザマンを少ないコストで簡単に狙い撃ちすることが可能でした。
無いものをねだっても仕方がないので、ザビ・デモナのトリガーから速攻を壊滅させられるブーストグレンオーは2枚です。
≪ハイドラギルザウルス≫
カード版ではかなり強力な拘束力を持っていましたが、デュエプレでは限定的かつ緩いペナルティを与えるのみになりました。
ビートダウンデッキであれば相手がトリガーを使おうものなら疑似ランデスを放てるので悪くはなさそうですが、生憎このデッキは小型ビートダウンのように見えて実際は殆ど楯を殴りません。
楯を殴るときはガガ・アルカディアスでロックをかけつつ殴るので、そこまでしている状態でわざわざ遠回しなランデス効果は必要ありません。
何故採用したかといいますと、除去が間に合わずガガ・アルカディアスすらも立たず仕方無く打点を作りお祈りアタックする際に炎獄スクラッパーによる被害を少しでも食い止めようとして採用しました。
一応殴るエイリアンはパワー2000~しか居ないので、5000あれば炎獄スクラッパーを踏んでもこいつを含んで複数破壊はされません。
……とは言え、炎獄スクラッパーをブレイクの最初の方に踏んでしまえば他の小型エイリアンを破壊すればいいだけのことであり、それこそファーザー本体を焼かれればエイリアン達のSAも失いますので、かなり限定的でトリガー対策としては心許ないです。
ここの枠は前述のとおりザビ・リゲルにでも変えた方が良さそうです。
サイキックについては文句ばっかりでしたが、そもそもザビ・デモナが何度も場と墓地を往復して軽いコストで際限無く産み落とされる奴らですので、質に関してはあまり贅沢は言えません。
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不採用カード達
≪ガガ・クルトン≫
序盤は速攻を止め、終盤はファーザー込みで軽量SAアタッカーになってくれるので見た目ほど腐りません。
コントロールに対してはあまり強い使い方が出来ないカードですので今回は不採用となりました。
しかし、基本的にヒドラの効果で直接蘇生が可能な3コスト以下のエイリアンはどんな質素な効果であろうと常に採用候補でもあります。
≪ガガ・ピカリャン≫
ヒドラで使い回せたらアタッカーも出来かなり強力なことには変わらないのですが、手札補充はザビ・クズトレインとヒドラで十分だと感じたため不採用となりました。
基本的に回り始めれば場も手札も溢れ返るので、そこにドローは若干過剰かとも感じました。
序盤に出すのは当然強力なのでこちらも常に採用候補筆頭です。
≪ザビ・オルゼキア≫
ヒドラで使い回せればこれほど凶悪なものも無いのですが、現状コロリンとファーザーで同じような動きが可能なため不採用にしました。
それと、破壊対象の制約の「相手のエイリアンでないクリーチャー」というのも足を引っ張るポイントで、優先的に除去したいと何度も上げているジオザマンを破壊出来ません。
それでなくとも、相手の場にエイリアンが居るとガガ・アルカディアスのロックが発動しないので優先的に除去したいのは常に相手のエイリアンとなります。
それを破壊できないのであればどうしても過剰になりがちなので、ここの枠を汎用トリガーに割いています。
当然こちらも環境の変化により採用候補筆頭です。
≪最強横綱ツッパリキシ≫
名前がかっこいいのでどうしても入れたかったんですがこいつで焼きたい敵小型クリーチャーはアンタッチャブルくらいしか居ないので不採用です。
ちょっとネタ臭いカードですが決しておふざけではなく、召喚時に場に残って圧迫しているバレルを剥がしヒドラで即座に蘇生させてハンデスをしたりと意外とテクニカルに動けます。
ジオザマンもパワーが低いので狙い撃てそうですが、周りに青銅やリップルを蒔かれるとそっちを破壊してしまうためあまり効果は見込めませんでした。
悲しいかなここも汎用トリガーを積んだ方が良さそうです。
ちなみに、僕は大相撲出身のレスラーや総合格闘家が大好きです。
≪ガガ・カリーナ≫
ザビ・デモナと役割が被っているようで出せるサイキックの文明は一切被ってないので、差別化は出来ています。
元々採用されていて、ディアナやパックンの他、マティーニを出してジキル・ザビ・ガンマンやコロリンで覚醒させたりしていました。
しかし、どうしてもサイキックの性能が今一つでわざわざ出したい奴も居ない上にザビ・デモナの様に墓地に落ちずにすぐに回収再利用しづらく、場を圧迫したりするので最終的に抜けていきました。
≪ガガ・ペトローバ≫
火力に強くなりますが流行りの火力が炎獄スクラッパーくらいしかなく、回り始めれば食らってもすぐ復帰可能なので特に欲しい場面はありませんでした。
打点を上げるよりもスレイヤーで相討ちした方が早いというのもあります。
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各環境デッキに対して
【MRC】
ディアスすら入れないほど墓地メタを切っている為、当然ガン不利です。
ランクマに於いては自分がプレイしていた時間は順位があがってくるとお清めトラップを何度も撃ってくる【グレイトフル・ライフ】が非常に多く見られ、MRCはその影響からかそこまで連続して当たらなかったように感じました。
なので、下手に墓地メタを搭載するのはやめて割り切りでエイリアンを使い続けました。
しかし、負け確定という訳ではありません。
ゲームメイクとしては、デイガエイリアンというデッキタイプがあまり知られていないのでビートダウンデッキだと勘違いした相手はベリアルワームやディミトリを複数立てて防御を固めます。いや、固めてくれることを祈ります。
そうしたらバレルを複数回投げて手札を枯らし、ガガ・アルカディアスでトップMRCヴィルジニア即負けをケアし、モタついた隙にヒドラも立ててトップヤミノオーダーでガガ・アルカディアスを突破されるのをカバーします。
後はベリアルワームやディミトリにセルフデッキ破壊して貰いなんとか勝利です。
そこまで下準備をする間にトップからMRCが降臨してしまい簡単に圧殺されることが大多数ですので、やはりガン不利には変わりないです。
ガガ・アルカディアスを早期に立ててお祈りアタックも悪くはないのですが、その場合はビートダウンデッキだと勘違いした相手のブロッカーを並べる行為が逆に正当化されてしまいあっさり止められて反撃されてしまいます。
何回もやった結果、セルフデッキ破壊してもらう方が勝率が良かったのでランクマ最終日からはそちらのプランで誤魔化しながら戦いました。
万が一墓地肥やしクリーチャーを複数並べない方が増えても、それはそれで薄い守りを突いてガガ・アルカディアスでお祈り早期ビートダウンプランに切り替えて何とかやりようはあるかと考えています。
【グレイトフル・ライフ系統】
基本的に無限リソースのような化け物デッキです。
光水自然は若干不利、光闇自然やそれ以外は五分はあると思います。
「光水自然」型
このカラーのタイプは呪文をそこまで入れずにトリガーをコルテオ・サーファー・バースター・コロリン辺りを採用しています。
クリーチャーのトリガーばかりなので既にガガ・アルカディアスでのフィニッシュがキツいです。
そもそもバリバリミランダやコロリンが標準搭載されているのでロックは期待できません。
ここでも相手のデイガエイリアンがビートダウンデッキだという誤認に期待します。
ビートダウンデッキ相手にデストラーデを立てるのは当然の事なのでデストラーデを立てて頂きます(実際リップルから優先的にデストラーデをサーチされたことが大半だったので大方立てて貰えます)。
大量に並ぶ小型エイリアンに保険をかけてデストラーデ2体目を立てて貰えれば儲けものです。
後はデストラーデ以外をコロリンでスレイヤー特効で破壊し、デストラーデの楯追加効果にセルフデッキ破壊して貰ってなんとか勝利です。
闇が入らないとディアスやディアボロスで山札回復が出来ない上クリーチャー・コントロールのデッキタイプはクリーチャーを毎ターン召喚してきますので、相手の山札がみるみる減っていきます。
こちらが一切楯を殴らずタップキルを繰り返しているだけなことに気付いた相手はデストラーデを楯に突っ込ませて来ますが、時既に遅しなことが多いです。
実際は毎回必ずそのパターンに向かうというわけでもないですが、あのデッキタイプ相手に単純に殴って勝つのはかなり厳しいのでデストラーデ出された辺りで既に心が折れてLO狙うこと視野に入れてました。
しかし、連鎖付与持ちのデストラーデを完全放置することは当然非常に危険で、グレイトフル・ライフを出されたときにミランダやサーファーが複数沸いてきて処理が全く追い付かず負けというパターンも多かったので、結論としては不利くらいに思ってます。
「光闇自然」型
こちらのカラーは超次元呪文やDNAスパーク等、呪文が多数積まれメインデッキにエイリアンは入っていないことが多いのでガガ・アルカディアスの制圧能力が活きます。
グレイトフル・ライフでジオザマンを出されるとロックが解けるので、何としてでも返しのターンに除去を目指します。
ジオザマンをよく天敵として挙げて来ましたが、主にこのデッキのジオザマンのことを指しています。
呪文がロック出来ていないと、ヒドラで回収不可能なシールドゾーンにシステムクリーチャーを埋められるガードホールが非常にキツい上に、クリーチャーから選ばれないディアボロスがついでに出てくるのは悪夢です。
しかしどうにもならないのはガードホール連発くらいで、バレルによるハンデスを駆使して相手の動きを鈍らせて盤面をしっかり取っていけばすぐに負けるようなことはありません。
実際、終盤にバルカディアス・ディアス・グレイトフルライフ・ドラヴィタのような地獄の盤面を固められてもヒドラとファーザーとコロリンを過労死させれば返せます。
デイガエイリアンの構築ではデスゲート4枚に加えてDNAスパークまで積んでいますので、何としてでもディアボロスを処理しに行きましょう。
その他ディアボロスを立てられてしまったら、ガガ・アルカディアスを立たせることで除去しようとワンチャン覚醒させて攻撃してくれるので、そこからコロリン辺りを捲り返しでファーザー絡めて2回覚醒ディアボロスに突っ込めば対処出来ます。
ガガ・アルカディアスで覚醒ディアボロスを釣るプレイは案外何度も成功しました。
後はヒドラで戦線復帰をしていけば、いつの間にか戦況は逆転しているはずです。
「火入り」
ボルシャリオ等が入っている型です。
こちらも基本的にガードホール連発だけに気を付けていれば光闇自然型と同じような動きで戦えます。
ひとつ注意点はクロスアイニーが2~3枚入っていることが多くガガ・アルカディアスを突然除去されることがありますので、2枚目以降のキープも重要になってきます。
ボルシャリオが並ぶとうっかりドラヴィタが覚醒してしまい詰んだ経験が誰しもあるかと思いますが、このデッキではドラヴィタが覚醒する頃には盤面が整い、ファーザー込みのパターンで特効出来るので覚醒ドラヴィタが苦になったことは個人的にありません。
グレイトフル・ライフ系統についてはこのくらいです。
あのデッキタイプに粘り勝ち出来るのはデイガエイリアンの強みだと感じます。
でも試合時間があまりに長いので連戦するのは本当に辛いです。
【キリコ】
このパックで引退しかけたので結局いまだに持ってない。
ブースト連発からのこちらの盤面が整う前にNワールドはどうしようもありませんが、まあどのデッキでもそれはそうだと思いますので割り切ります。
ブースト兼聖域コストの小型自然クリーチャーをギル・メイワクでこまめに焼いたり、相手の手札が少ない時を見計らって永遠リュウに怯えずバレルを投げるのが効果的です。
永遠リュウ単騎ならコロリン一枚で対処できますし、ハンデスを渋ったらどうせキリコ降臨から永遠リュウくらい沸いてくるのでバレルは自信もって投げましょう。
単純にガガ・アルカディアスを立てることでもかなり動きを縛れるのでそちらも平行して狙いに行きます。
ハンデスや除去で一旦動きを鈍らせた隙に基本プランのファーザー小型ブロッカー辺りで固めれば、キリコから強いのが多少飛んできても即死はなくなります。
元々キリコは楯が薄くガガ・アルカディアスが立てば一気に決定力の高いフィニッシュにも向かえますので、案外そこそこやれると思っています。
【赤緑ハンター】
ギル・メイワクが最速でシシガミホーンやヤッタレを焼けるので、動きを鈍らせた隙にいつもの展開を目指します。
そうでなくとも、小型エイリアンが殴り返しを狙えますし、トリガーもかなり厚いのでヒドラ成立まで時間稼ぎ出来たりします。
注意点は最速でバレルを投げてしまうとハチ公を踏んでしまうことがありますので、見極めが必要です。
しかし、ハチ公が相手の手札にあるからといってバレルは完全お役御免かというとそうではありません。
小型エイリアンで睨みを利かせていれば、すぐにハチ公は場やマナに出揃います。
そうなればブロッカー+cipハンデスという速攻デッキに対してこれ以上ないスペックのクリーチャーと化します。
ハチ公を全て並べた後に超次元呪文を撃ってフィニッシュに向かうプランの相手に対してバレルにより超次元呪文を抜きつつ守りを固められたりするので、1体はキープしておきたいです。
他にもギル・メイワクのお陰でドラゴニックピッピーを恒久的に焼いてサイキックリンクを阻害したりと、かなり有利に戦えると思っています。
【それ以外】
なにか書き忘れているかも知れませんがこんな感じの応用でなんとかなることが多いです。
異常な粘り強さを存分に楽しんでください。
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後書き自分語り
赤青黒アカシックファースト
— ひとじゃない (@TDUSIotQ) 2020年7月2日
デッキ強すぎてゴールド5からマスターまでほぼノンストップで行けました
構築かなり上手いこと出来たんで使ってみてください
マジでマーチングスプライトがありえん強い#デュエプレ pic.twitter.com/xAwNu13zua
遥か昔、マスターに上がるのが苦行中の苦行だった頃にたくさんいいねを頂けたレシピです。
小学生の頃にピエールやベルベットフローを大量に積んだ闇単デッキを使っていたからか、デュエプレでも小型獣をスレイヤーで特効させる戦術が相変わらず好きなようです。
いいね60くらい付いてたはずなんですが、一体どれほどのデュエプレアカウントが環境に付いていけずに消えたのでしょうか。
~不穏な終わり~