サーバントZ緑子


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・簡単な解説

半年ほどでいきなりの禁止カードにまで指定された《サーバントZ》を搭載した、今までとは違った空気の緑子です。

【植物緑子】の優秀なベースをそのままに、《サーバントZ》起動のためのサーバントが大量に投入されています。

《サーバントZ》はひとたび起動に成功すれば相手のエナと手札を除外するという凶悪な効果を持っています。

エナチャージに長けた【緑子】において《サーバントZ》の「サーバント8種類」という条件は余りにも簡単で、あっさり達成できてしまいます。

そしてそれだけでは飽きたらず《修復》によるライフクロス回復も健在です。

とは言っても、過去のようにひたすら《修復》を使い回し長時間耐久するという動きはほとんどしません。

新登場の《四型貴女緑子》の攻撃的なエクシード効果と併せて一気に相手のライフクロスを詰め、さっさと《因果応報》《サーバントZ》をブッ放して決着を狙えるため、《修復》は撃てるなら保険に一回入れておく程度で充分です。

(実際、【サーバントZ緑子】は《修復》が入っていない型もかなり多かったです。【緑子】といえば《修復》というイメージがあったので、こちらの型を組んでみました。)

当然《カツレツ》等には弱いのですが、【爾改】と同様《ブルーバニッシュ》を取り込んだことで、そう簡単にはいきません。

【爾改】に続いて採用されているアーツの《一蓮托生》は、このデッキでも大活躍します。

《サーバントZ》の「サーバント8種類」という条件を満たすために、デッキからエナゾーンに無い種類のサーバントを2枚も探して置くことが出来ます。

また、《四型貴女緑子》のグロウ時効果でエナゾーンからカードを回収する際、予めこれを撃っておけば実質デッキから好きなカードを2枚サーチと同義になります。

一見役割が分かりづらい《グレホザメ》は、《因果応報》を撃たれ、全てががら空きになった相手が最後に望みを託すライフバーストをエサに起き上がります。

シグニを1体止める程度のライフバーストでは3点要求が止まらなくなるため、詰める際に非常に役立ちます。

このことから、別に詰める際だけではなくとも中盤普通に《四型貴女緑子》効果で全面にランサーを付け3点要求した場合でも有効です。

 

……余談ですが、当時、僕はこの《グレホザメ》のこのような使い方を見てとても感動した記憶があります。

単純に使い方が上手いのもそうですが、「相手のライフバーストを無力化する」といった一般的なケア方法ではなく、「相手のライフバーストを受けた上でシグニをアップさせ追撃する」というパワー系のケアは個人的に好みです。

そういえばこのカードはエイプリルフールの時もパワー系になってましたね。